濡れたままにすると髪が傷む理由
濡れたままにすると髪が傷む理由
美容室に行くと必ず美容師から
「お風呂上がり、すぐ乾かして下さいね!」
「濡れたままにしないでくださいね!」
「濡れたままにすると髪が痛みますよ」
と必ず言われると思いますが、それには2つの大きな理由があります。
1つめの理由
そもそも「水」というもの自体が「溶剤」としての性質があります。
「溶剤」とは溶かす事を目的とした液体。
もちろん人体には無害の物ではありますが、ずっと「水に浸かった状態」になると
溶け出しやすい物質は少しずつですが溶け出していきます。
試しにシャンプー、化粧品、歯磨き粉みなどの製品の裏の表示を見て下さい。
その表示の中のトップにはほぼ必ず「水」が書かれています。
色々な成分を溶かすための溶剤として「水」が入っているのです。
「毛髪」の約90%はケラチンタンパク質でできています。
タンパク質は変性しやすく
熱(ドライヤー、コテ)だけでなく水によってもダメージしてしまいます。
お客様と話していると、皆さん熱ダメージはとても気にしているのですが
水ダメージの事はあまり気にしていない方が多いです。
髪はとても繊細なので大切に!
2つめの理由はvol.2にて