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2020/03/17
コラム

自分で染めると絶対に髪は傷みます vol.2

自分で染めると絶対に髪は傷みます  vol.2


自分で染めると髪が傷む理由、もう一つが


「プロが塗るか、素人が塗るか」


当たり前ですがカラーを塗布する技術の違いです。


先日のブログでカラー剤そのものの違いを説明しましたが、プロ仕様のものほどパワーや染料濃度をカスタマイズできる仕様になっているので、私達美容師はお客様一人一人に合わせて都度カラー剤をブレンドし、そしてそれをダメージや髪質に合わせて塗り分けるという作業をしています。


さらにカラー剤がついてしまった髪は非常に切れやすく、キューティクルも剥がれやすい状態になっているため(アルカリにより膨潤するため)

ハケで塗布したり、クシで梳かす際も繊細に作業しています。



一方自分でカラーを自身の髪に塗る際


まず自分で塗り分けるということは技術的にもできませんし、そもそも市販のカラー剤はそういう仕様になっていません。


本来ならダメージしやすい毛先(塗る必要が無い部分)などにもパワーの強いカラー剤を余分に塗ってしまう可能性が高い(ほとんどそうなっていると思われます)

ですので手軽さを売りにしている「泡で染めるカラー剤」などは美容師からするととても危険に感じます。


「髪は非常に繊細。」


水に濡れるだけでも脆く切れやすくなる事を皆さんはご存知無いと思いますし

また一度ダメージしてしまうと元の健康な髪には戻せません。(トリートメントで擬似的に修復は可能ですが)


髪を扱うには充分な知識と技術のあるプロに任せて頂きたいのです。


「プロ仕様の薬剤」×「プロの技術と知識」×「デザイン」


これらが組み合わさってサロンでのヘアカラーの価値なのです。



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