自分で染めると絶対に髪は傷みます
自分で染めると絶対に髪は傷みます
ご自身でドラッグストアなどでヘアカラー剤を買ってきて染めた経験のある方は
充分お分かりだと思いますが
「自分で染めると髪はめちゃくちゃ傷みます」
主な理由は2つあり、1つは
そもそもサロンで使用するプロ仕様のカラー剤とドラッグストアやコンビニで買える市販のカラー剤は全然違うものだからです。
プロ仕様のものはお客様の髪質、ダメージレベル(ダメージは毛先と根元でも違います)、顧客さまならば過去の履歴などを考慮して、薬剤のパワーや染料の濃度などをカスタマイズできる仕様になっており最小の負担で求める色を出せるようになっています。
さらに髪のダメージの原因になる「アルカリ剤」も時間とともに揮発するものを使用しているので髪に残留しずらくなっており、結果デメリットとしてプロ仕様のものほど鼻にツンとくるアンモニア臭がします(揮発するため時間とともに臭わなくなります。)
一方、市販のカラー剤はどんな髪質の方、どんなダメージの方でも「しっかり染まる」ことを前提に作られているので、基本的にはパワーも染料濃度もMAX の仕様になっており不必要な負担が髪にかかります。
ダメージの原因になる「アルカリ剤」も髪に残留してしまうものを使用しているものが多く、時間が経っても髪に残ってしまいます。
そのかわり鼻にツンとくる臭いはしません。(「臭わない」を商品名にしているカラーがこれです)
テレビCMや雑誌の広告を見ると
「簡単にキレイに染めれて、しかも傷まない!」
手軽で安価でいつでも好きなタイミングで自分で染めれるのは確かですが
必ず髪は傷みます。
自分で染めると絶対に痛むもう一つの理由はまた次回で。